院長ブログ

心と体
2019/08/17
心って何処にあるのでしょう…心臓?脳?細胞?
人類にとっての大きなテーマだと思います。
ただ現代においてかなり分かってきたこともあります。
それは、自律神経と内分泌系に大きく心は左右されるということです。
自律神経は聞いたことある人は多いと思いますが、内分泌系というのはあまり一般的に知られていません。
内分泌系とは、ホルモンを分泌する臓器や仕組みを指します。
ホルモンといえば、女性ホルモンや男性ホルモンなどの性ホルモンが有名ですが、それ以外でも幸せを感じるセロトニン、愛情を感じるオキシトシン、やる気になるドーパミン、眠気スイッチに関わるメラトニンなど、まだまだ沢山のホルモンがあります。
ホルモンは体中の、脳を含めた様々な臓器から分泌されます。
また、その臓器の働きに大きく影響するのが自律神経です。
脳から出た神経は、直接脳から出ている脳神経以外は、全て背骨(脊髄)を通ります。
背骨が歪むと脊髄の通る脊柱管も歪みます。
力を入れている訳でもないのに筋肉が固くなっていると、ホルモンを運ぶ血流も悪くなります。
正座をしていると足が痺れる様に、神経の通りも悪くなります。
こういった事から、心と体は表裏一体、とても親密な関係にあります。
少し話が飛びますが、病気のがんになるには何の原因も無く 成ったり、直前まで健康体で急に成るわけではありません。昨日までつるつるの健康的な胃の壁に急に潰瘍が出来る訳ではありません。免疫機能が元気なら風邪のウイルス如き感染しません。原因となる過程があるのです。
予防に勝る治療はないのです。
今やどんな健康番組でも、どんな病気の特集でも、必ずと言って良いほど、原因の一つに「ストレス」と出てきます。ストレスとは決して心の事を指すのではなく「生体にひずみの生じた状態」を指します。
首や腰、膝などの各関節の痛みや筋肉の痛みは、生体に生じた大きなひずみです。
捻挫や打撲なんて正直しばらく(数か月)ゆっくり体を休めれば勝手に治ります…日本の何処にそんな悠々自適な人が居ますか!!
学校や仕事、部活に家事に育児に勉強に町内会に独居老人!
日本人は老若男女問わず皆忙しく大変なんです。
遊びや趣味や恋愛だって楽しむ事は生きる上で必要なんです。
病気や怪我はさっさと治して人生エンジョイしましょう!

心と体 ココカラ整骨院の名前の由来でしたw
心と体
心と体
背骨骨盤矯正
2019/08/13
矯正と聞くと、歯列矯正や美容室の縮毛矯正などをイメージされる方が多いと思います。
矯正とは正常な状態に戻すという意味です。
背骨や骨盤は、家で例えるなら大黒柱や土台の役割を担っています。
人にとっての土台や大黒柱は25個の脊椎と左右1対の寛骨で構成されています。
その一つ一つの骨がズレてしまうと、しっかりと体を支えることができません。
背骨の歪みは姿勢の歪みです。姿勢が悪いと怪我をするリスクが高くなります。
背骨は内臓の働きを調節する自律神経の通り道でもあるので、姿勢の歪みは内臓の不調も招きます。
個人差もありますが、背骨骨盤矯正は歯列矯正や縮毛矯正の様に一回で永続的に姿勢が良くなるものではありません。
繰り返し行う事により正しい姿勢を自分で維持しやすくなります。
姿勢が悪くなってしまう原因が全て背骨や骨盤の歪みという訳ではありません。実際に来られている患者さんで、痛め固くなった筋肉を施術し、緩めることで姿勢が良くなる患者さんも沢山います。
思い当たる方、気になる方は一度ご相談にいらしてください。
背骨骨盤矯正
背骨骨盤矯正
お盆休みのお知らせ
2019/08/10
12(月)・・15(木)16(金)17(土)にお休みします。
13(火)は通常の受付、14(水)は水曜ですが午後も受付します。
気温も爆上がりで、台風も近付いております。皆さま怪我や体調に気を付けてお過ごし下さいませ。
お盆休みのお知らせ
お盆休みのお知らせ
水分補給
2019/08/06
意外かもしれませんが、コーヒーやお茶、紅茶などは水分補給になりません。
と断言はできないんですけど、コーヒーやお茶などに含まれるカフェインには利尿作用があり、摂取した水分量より沢山の尿として水分が体外に出てしまいます。
もちろん、コーヒーやお茶の濃さも関係しますので、薄めであれば体から出にくい、濃ければ出やすいということになります。
体が浮腫みやすかったり、尿が出にくい人には体に毒素が溜りやすいのでカフェインを摂取することで体にいらないものを排出する為には良いので、体に悪い訳ではないんですが、夏場のこの暑さの水分補給としてコーヒーやお茶は適さないと思われます。
一番何が適しているかと言えばやはり水ですね。
汗を沢山かくから塩分を含んだ飲料水がいいんじゃないの?と思われる方も多いでしょうが、日本人の食事は基本的に塩分が多いので、そこそこ汗をかいても全然へーきです。
外でお仕事をされているような大量に汗をかく方は別ですが。
日本人の一日に摂る平均塩分摂取量は10gだそうです。
WHO(世界保健機構)が推奨する一日の塩分摂取量は5gまでと言われていますので、普段から倍も摂取しているのでそこそこ汗をかく位が丁度いい訳です。
スポーツドリンクは実はかなり糖分が含まれているので、あまり摂り過ぎると糖尿病リスクが❝かなり❞高まります。
ジュースやコーヒーも良いですが、ベースはお水で水分補給をしっかりしていきましょう!
水分補給
水分補給
熱中症
2019/08/03
梅雨も終わり、日増しに暑くなってきてますね。
今年は冷夏と言われていたはずなのに…。
急激に気温が高くなってくると増えるのが熱中症です。
子供と違い、大人になり歳を重ねる程に体の渇きに気づけなくなります。
体の中には受容体といういわゆるセンサーがあるのですが、加齢や体に対する持続的な負荷によって減ってしまったりします。
味覚や聴覚、視力などが分かりやすいでしょうか。
それ以外でも、暑い寒いを感じる受容体、平衡感覚を感じる受容体など様々あります。
体の渇きセンサーも同じですね。
加齢による受容体の減少を戻すのは難しいですが、若い人でも起こる持続的な体の負荷による鈍くなった感覚を元の状態に戻すのは可能です。
少し話は反れますが、痛み止めのお薬は要するにワザと体の感覚を鈍らせ痛みを分からなくするお薬です。
なので、辛いからと痛み止めを大量に持続的に摂取していると、原因を放置した状態になりますのでかなり危険です。実際にそれで亡くなった方もいます。
なので、受容体、体のセンサーは生きるためにとても重要な体の構造なのです。
・しっかり寝たはずなのに寝た気がしない。
・そんなに動いていないのにすぐ疲れる。
・体がダル重く、疲れが取れない。
など、単に疲れているだけと思っていても実は病気や怪我が隠れている場合があります。
気になる方は、重篤な症状になる前に一度ご相談ください。
熱中症
熱中症